改アンドロメダ級 しゅんらん製作記〜その1〜

 PS2ソフト 宇宙戦艦ヤマト〜イスカンダルへの追憶〜をプレイしてこの艦が気に入りましたが何処からもキットは出て居ない・・・となると余計に立体像が見たくなるのが人の性。そうなるとフルスクラッチしかありません。

 とは言うもののフルスクラッチは10数年前に戦車を数台作った位でそれ以外のアイテムは経験なし!おまけに勘が鈍っている可能性大!・・・と不安は多いですが「立体像が見たい!」と言う一心で実行する事にしました。


馬鹿の一念は岩をも通すのでしょうか!?しゅんらん製作記の始まり始まり〜〜〜。

 当然3面図なんて有りませんからそこからはじめます。
 手元にあるのはゲームのおまけの設定集とゲーム画面のみ。これらを元にエクセルのオートシェイプを使って3面図を書きますが、さっそく問題発生・・・。
 設定集の通りのイメージで図面を書くとヤマトより小さくなる・・・。かといって全長を合わせると幅と高さが明かにオーバーサイズで砲塔などの構造物が異常なビックサイズになります。
 もっとも主砲の口径が80cmとか言うのであれば問題ありませんが・・・。いろいろ悩んだ末にゲーム画面で確認すると・・・・やっぱり!全長をかなり長く(特に艦首から第一主砲の間)処理してあります。
 幾らなんでもヤマトより小さいはずがないので、ゲームイメージで作る事にしました。

こんな感じで作って全体のバランスを取ります。全長の設定は280mとしました。1/700では全長400mmですね。


まずは艦尾の製作です。図面を元に骨組みになる仕切り板を作ります。


プラ棒を通して位置を決めつつ外板を貼り、ポリパテで成型します。写真手前が艦尾ノズルの場所になります。


次に艦首から艦中央部の製作です。外板に若干の丸みを持たせる為に内側にPカッターでプラ板の厚み半分以下の筋彫りをして手で丸みの癖をつけておきます。(この時ど真ん中に筋彫りを入れると丸みではなくV字型の癖が付きやすいので注意。)


先の丸みを付けたプラ板を貼った状態ですが写真では判りませんが。完成した状態で全体がカクカクの箱型になるのを防ぐのが目的ですからこれでいいのです。この状態では艦尾とは未接合状態。


波動砲口付近にもプラ板を貼ります。それと各角部にはポリパテを盛っておきます。そうする事で後で角に丸みや面取りをした時にせっかく付けたプラ板がバラけるのを防ぎます(ほとんどの角部にはこの処理を行なっています)。写真は上面です。


写真を撮り忘れましたが、先の状態から波動砲口を切り落として砲口内部の製作を行ないました。


波動砲口内はこんな感じ。奥のシャッター部(?)は妄想全開で角型にしました。決してアンドロメダやヤマトの様な円型するのがめんどくさかったからでは有りません(笑)。ライフリングが大き過ぎたかもしれませんが、迫力重視で良しとしましょう。


そんでもって、砲口と船体を仮止めしてみました。


ノーズ部(次元照準レーダー)をプラ板とポリパテで成型します。マスキングテープは筋彫りのラインを引くためのものです。



しかし、このノーズ部は本体に付けてみるとイメージと違ったので数回作り直しました。作る直したものは残念ながら写真がピンボケだったので載せていません。後の全体写真で見てやってください(礼)。


今度はしゅんらん最大の特徴である下面波動砲を作ります。


どんどん行きます。下面波動砲の強制冷却システムのカウル部です。カウルの内側も妄想全開で作りこみます。


下面波動砲に冷却システムを付けるとこんな感じ。本体に取り付けて見ると波動砲が寸足らずに見てたので10mm延長しました。写真は延長後。


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