下地塗装です。
いつもならお馴染みのサフェーサー吹きますが、パーツが小さいので潰れてしまいます。
ここは昔の技術でシルバーは下地にします。
今ではサフなんてものがありますが、昔は20年ちょっと前にはそんなものなかったので
改造品の色合わせや下地塗装はシルバーを吹いていました。
理由は下地の隠避力が他の色と比べて格段に強いからです。
船体下部の塗装です。まだマスキングはありません。
このあと、マスキングをして上部を塗装します。
今回一番手を入れたかった船体の溶接線です。
Bの鉛筆でラインを入れます。他にも4B、8Bも使い分けます。
最初は横の線も入れるつもりだったのですが、しつこくなり過ぎるので止め。
多少ミスっても消さばいいので気兼ねなく線を入れられます。
アップにするとこんな感じ。幅も広いし濃すぎますよね?
消しゴムで消してバランスを取っていきます。
写真では判りにくいかもしれませんが、線の見え方です。
こっちはあまり目立たない角度。
このエンピツ線の上は上塗りを入れるつもりでした。
色の調節なども兼ねて、保護のためです。
しかし、思ったほど触っても色落ちしません。
上塗りすると絶対にエンピツの光沢が悪くなるので出来ればしたくありませんでしたので、
丁度いいです。
今回はシャドーも吹いていません。スケールを考えると合わないと思ったからです。
こっちはよく見える角度。
写真のシャッタースピードや露出の全然違って見えますが、
頑張って合わせたつもりです。でも、やっぱり差はありますので参考に。
すみ入れも全て鉛筆です。
なお、船体上面などには全くシャドー等は入れていません。
理由は先のとおりです。