space battle ship ヤマト 実写版 ヤマト製作記〜1〜



SPACE BATTLE SHIP ヤマト いわゆる実写版 ヤマトを 1/500 ヤマトを使って再現してみます。
あのメカニカル感が最高に良いのでその辺を再現したいです。

全長の設定がアニメ版に対して約2倍になっているので再現するには1/1000ということになります。
一番の問題は上部構造物や武装が半分のサイズでないと理屈が合わなくないます。
最大の問題点は主砲です。キットのまま使うと46cmが92cm!!!というとんでもないサイズになります。
列車砲の最大級80cmドーラよりデカイ。しかも3連装。
ちなみにドーラは発砲すると30cmは地面が沈み込むそうな・・・

この辺をどうするかが悩みどころです。見栄えを優先か、実寸法を優先するか思案しながら取りあえず進めます。




キットを仮組みするとこんな感じ。
このままでも艦橋がデカイ感じがしますね。






まず最初に手をつけたのが一番いじりたかったエンジンノズルから。
キットのものは使わずタミヤの1/32 F15Eストライクイーグルのエンジンノズルを使います。
見ての通りメカニック感満点です。
本来の戦闘機のエンジンはこの上にアイリス板という保護板のようなものが付きますが、
F15シリーズに付いていません。理由は振動で脱落する事が分かったが性能に影響がないため。

実写版のノズルの外表面に細かいモールドがあるのがアイリス板です。
今回はあえてそれが無い状態にしました。
こんなのでは戦闘には耐えられませんが、メカニカル感を出したかったのであえて使用しました。






ノズルを後方からみると渦巻き状に見えます。
これは多分戦闘機と同じ断面可変機構だと思われます。
コンバージェンス・ダイバージェンス・ノズル。コン・ダイ・ノズルと呼ばれるやつです。

すげーマニアックな話になるのでこの辺の話はまた後ほど・・・

それを再現するため新たに内部の可変板を作ります。
右から2個がそれです。






それを組み込み可変用のリンク機構を一寸大きめに再現しました。
これで渦巻き状に見えます。






そんでもって設定はベクターノズルですし、最近これで通っていますが、
正確にはスラスト ベクタリング ノズルです(またはベクタード スラスト ノズル)。

可動好きの私は当然再現します。
この通りちゃんとベクトリングできます。

ちなみに可動機構はボールジョイントを2個使用。






お次は全体のモールド等を埋めます。
組み上げていないのは船体のラインをまだ決めていないからです。






波動砲の砲口を5mm延長します。






一寸砲口を大きくしたいのと、船体のラインを変えるために少々広げます。






砲口を作り直します。






パテを詰めて丸プラ棒で形を整えます。






それを組み込んでアレコレいじります。






パテを盛って・削ってを繰り返して、この辺は好みの形にします。
まあ、お約束ですね。

最初の写真はかなり長っ面に見えますが横から見るとそれほどでもないかな?
バルバスバウ部がサフが無いのは調整するかもしれないからです。






艦橋や艦長室を作ります。
ちなみに内部も再現しました。






ここでミリタリーモデラーの特有病の「如何に細かく作るか病」が・・・・
やってしまいました・・・

手すりみたいなモノまで再現してしまった・・・
非常にやばいです。これでは全ての個所で再現する必要が出てきます。

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