新生宇宙戦艦ヤマトVer.2製作記 〜その1〜

 新生宇宙戦艦ヤマトVer.2、完成しました。
 主な改修ポイントは艦体形状の変更、波動砲の新造(実は勢い余って壊したため)、
サブノズルの改修(噴射口は予備パーツから拝領)、
メインノズルのスリム化、上の尾翼形状修正、主砲に参戦章と第二に限定して錨マーク、
オリジナルディティールの下部ミサイル発射管彫りこみ追加、
艦橋の窓形状修正、両舷大展望室形状修正、パルスレーザー群配置修正です。
写真は以前の完成レポートと似たアングルでの撮影を行いましたので、比較し易いと思います。




新生ヤマト製作
  定番の真横から。今回夕焼けのさなかに撮影したため全体的にオレンジがかってます。これはこれで結構
質感が上がっていてお気に入りの写真ですね。
今回の改修内容だと横からのシルエットに大きな変化はありません。
精々サブノズルと波動砲に変化があるだけです。



新生ヤマト製作
真正面から。
今回は波動砲の発行イメージ処理が上手くいきました。
模型店の人に勧めてもらったMr.カラーのスーパーシルバーの威力です。
形状が変化したので前回の下膨れの波動砲からよりオクタゴンバレルに近い処理になってます。
写真では写せませんでしたが、かなり遠方から見るとメインノズル左右の尾翼と錨マーク下の
フェアリングもわずかに顔を覗かせます。これでほぼ設定通りのシルエットになりました。



新生ヤマト製作
  真後ろから。
ボリュームの拡大で劇中通りのバランスを何とかかんとか再現に成功。
スーパーシルバーと夕日のコラボでノズルの点火処理も初めて成功と言える状態になってます。
ボリュームの違いがよくわからない場合は以前の写真と尾翼との位置関係を測って貰えれば
一目瞭然です。尾翼の取り付け位置自体は変更していませんので。



新生ヤマト製作
  斜め後ろから。
以前と違って舷側のラインが縦になっていることが光の反射などからも伺えると思います。  



新生ヤマト製作
艦首から。
こっちも波動砲の光加減がようやくイメージ通りになったというか。
ズームの関係で尾翼があまり写っていませんが、
展望室の位置関係からボリュームの増加具合が分かると思います。
カメラで寄ると今一伝えきれないのが残念です。  



新生ヤマト製作
 
アップ。
シャッター部分も予備パーツに交換したのでレンズシャッター状の装甲が復活!
舷側部分のラインが前ほど強調されず丸みを帯びているのがわかっていただけると思います
(以前は影でしっかりとラインが見えた)。



新生ヤマト製作
  新造になったロケットアンカー。
前よりも気持ち小型化してます。
同時に波動砲の横からのラインの変化もお楽しみください。
ミサイルの下側にある横に2つ並んだ穴が上昇用のスラスターになります。



新生ヤマト製作
展望室。
以前よりも丸みを作り、窓の上下にあったスリットを埋めています。
窓の部分はヤスリで削って深くしてから塗装しました。
主砲の砲身についている参戦章はオリジナルディティールです。



新生ヤマト製作
第三艦橋。
実は横の翼(アンテナ?)は作り直してより後退翼にしてあります。
気持大型化もしています。 フェアリングの上にあるのはオリジナルディティールの底部ミサイル。
舷側ミサイルの同型を下にも増やしたという感じです。 
これは初期1994年度の復活ヤマトの資料に書かれていたものを参考にして
復活したゲーム版の底部ガトリングミサイルの代用です。 
昔の復活ヤマトは舷側ミサイルの位置が上にずれてこの部分に小型艇が入ってました。
そのハッチの上下に水平攻撃雷撃管という記述が見られたのが参考です。
実は、ゲーム版の配置だと色々と内部構造への干渉がキツイので
この部分に逃がしたというのも本音。この作品は単純な再現を再び越えて、
小説用(どら親父注 KITTさんオリジナルの作品)のイメージ保管プロップとしての役割が強いこの象徴でもあります。



新生ヤマト製作

またも手書きです。錨マーク。
横に段が出来ているのはマスキングテープで範囲を絞った名残。
何度も失敗して塗り直したので段差が凄いです。
ほのかに艦体が薄汚れているのはスミイレの名残り。
拭いてる時に伸びた塗料をそのまま残して超手抜き汚しをしただけです。 
余談ながら、今回のヤマトは司令塔のパーツに対空機銃の部品全てが結合しているため
司令塔を外せばまるまるとれてすっきりします。塗装の時楽でした。  



新生ヤマト製作
  司令塔のアップ。
影がなかなかいい感じに。
第一、第二艦橋の窓はパテで裏打ちして1度フラットに加工してから
幅が約1mmの平ヤスリを当てて削ってガラスに相当する部分が支柱の形と同じように
見えるようにしました。
元々のキットではガラスが別パーツなのは良いのですが、
平らな形状をしていて目立たなかったので処置。
復活編でも三角形な断面をしているので再現でもあります。



新生ヤマト製作
  真上から。 以前にも増して肥えたのでより船舶らしいシルエットになりました。
第二主砲に限って上面に錨マークを配して装飾に限れば“永遠に”仕様に近くなりました。
一番好きな装飾なので復活篇と組み合わせたオリジナル解釈のディティールです。



新生ヤマト製作
  真下から。
本当は艦首下部のハッチを彫りこもうかと思ったんですが、
上手く彫れなかったのでフラットのまま。まあ、良いんですけどね。
しかし作っといて何ですが、凄いボリュームですねこりゃ。



新生ヤマト製作
 戦闘中のヤマトをイメージして。
砲身の参戦章のおかげで砲身が長く見えるようになって、
以前感じていた短さを感じる事がなくなり、砲身の仰角もわかりやすくなりました。
よく見ると喫水の位置が左右で微妙に違うこともまるわかりです(汗)。
どうにも苦手です、筋彫り。しかもヤマトのラインは意外と複雑で一直線に引くのが難しいですよ。  



新生ヤマト製作
  波動砲がピンボケですが「全砲塔左舷へ!」ってなノリで一斉砲撃5秒前。
新生ヤマトVer.2最後の写真です。

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