宇宙戦艦グレートヤマト製作記 〜その5〜

 


グレートヤマト製作
 真横からです。以前までのグレートと比較されるとわかると思いますが(と言ってもDo楽Doの画像掲示板に落としたもの以外はネット上に残っていないと思いますが)、艦底部構造物の増設に伴う上下の高さを改善し、艦体延長と相まってヤマトオリジナルデザインに限りなく近いバランスになりました。
 艦体の再延長に伴い舷側部は殆どがポリパテで隠れてしまいました。舷側ミサイルオミットの最大の原因です。
 そのため合わせて2mm程度ですが艦体が太っています。
 


グレートヤマト製作
 正面から。錨マークが付いている事や増設・拡大された安定翼がシルエットとして見えるくらいでオリジナルヤマトと変わりません。
 グレートは原作だと大和型戦艦のように上甲板が広く書かれる事が多いアングルなので、宇宙戦艦ヤマトの様な丸みのあるシルエットでは無く半月の様なシルエットなので宇宙戦艦ヤマトに馴染んだ私には気に入らないシルエットでした。今回の作品はあくまで宇宙戦艦ヤマトの強化系として扱っているのでシルエットは宇宙戦艦ヤマトから変わらないように留意しました。
 


グレートヤマト製作
 後ろからのシルエットです。甲板の形状変化、安定翼の追加などを除けばまるっきり宇宙戦艦ヤマトのままです。原作のように艦橋横の甲板が広くて史実の戦艦の様なシルエットにはなっていません。
 史実の戦艦とは別物なんですから、やっぱりヤマトはこうでなきゃ!
 


グレートヤマト製作
 前方斜めから。もう有名過ぎるアングルですよね。やっぱりグレート化に伴って拡張した部位を除けばヤマトのシルエットのままです。
 我ながら上手く纏まったと自……、げふんっげふんっ。
 


グレートヤマト製作
 後方斜めからの絵です。こちらも有名なアングルです。やっぱり我ながらうm……。

 未塗装だとクリアパーツで無くなったメインノズルのコーンが目立ちます。



 しかし製作者も実に半年ぶりに見るグレートヤマトの姿です。放置期間が実に4ヶ月近くあったことを考えると実質作業期間は2〜3ヶ月と言ったところでしょうか。
 


グレートヤマト製作
 艦首上甲板の絵ですね。複製品だけあってシルエットが馴染んでます。以前の砲身とは馴染みっぷりが違いますね。
 


グレートヤマト製作
 艦底部の砲です。
 保持力が無いに等しいので砲身が下に垂れ下がっていますが、塗装の際に塗膜を利用して保持力を増します。






 ようやく形になりましたがこいつを解体している最中に復活編の話が再び出てきたのは間が悪いと言うか。

 元々こいつを小説に登場させる動機に繋がったのが「オリジナルデザインのヤマトだと手数が足りなくて少数で多数を薙ぎ払うという活躍に疑問が残る」でした。
 特にゲームのPS2三部作をプレイし、ヤマトの戦力のみ(ゆきかぜもしゅんらんも頼らない)で戦うと艦載機の消耗のしやすさも合さって(艦載機はHPを回復出来ない)心許なく感じるでしょう。
 それでも一週目できちんと連携を取っていれば全く問題が無いのですがね。

 よくよく考えてみたら原作に比べて数こそ減ったけど戦闘能力では遥かに上回る艦載機を搭載した以上、それをヤマトの戦力として換算すればオリジナルデザインのままでもゲーム版で追加された艦底部ミサイルを追加して各種機能を強化するだけで事足りるかもしれないと思いついたのも復活編製作が割と大々的に発表されてからです。

 それに原作と違って常に2隻以上で行動している以上、ヤマトをグレート化する意味など実は気付かぬうちに消失していたのかもしれません。



 しかし模型を作ったのは無意味ではありませんでした。おかげで製作技術の向上とヤマトへの愛情の再確認が出来た事は非常に有意義でした。

 それに登場させないと決めたわけでもないので。
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