〜〜どら親父の作業部屋 パテ修正編3〜〜


パテやレジンの貼り合わせ部の角部のダレの処理
パテやレジンで貼り合わせ部品を作ると、合わせ部のコーナーがダレテしまって隙間ができてしまった場合、
パテを盛って仕上げてもパテが欠けてしまって上手くいかないときがあります。その場合の処理方法です。




用意するもの:
ヤスリや耐水ペーパー、瞬間接着剤、パテ(ポリパテなど)

コーナーにダレがあり上手く合わさっていません。 

この部分にヤスリやペーパーがけをします。

当然隙間が削りかすで埋まります。本来なら邪魔ものですが、このかすを逆に利用します。

この状態で詰まったカスが落ちないように慎重にはがします。
その後で、このかすの部分に瞬着剤を染み込ませます。(当然ゼリー状はダメ!)

このままだと凹凸が激しい事があります。その場合は軽くやすりをかけてやります。

パテをナイフなどに付けて外側から盛ります。作例では光硬化パテを使用。

次は合わせ面側をナイフでなぞってパテを均一に塗り広げます。なるべく平らになるように!
この時、ナイフは片方はコーナーから必ず外に出るようにします。

そうする事により、先ほど塗った接着剤の凸部分にナイフが当たり、
丁度その高さまでパテで盛れるという訳。

合わせ面部に軽くやすりを掛けて面をならします。

貼り合わせて内側に持ったパテの為に隙間で出来ていないか確認します。
隙間があるようなら、再度合わせ部にやすりをかけます。

お次は外側にヤスリをかけて仕上げです。

こんな感じでダレが無くなりました。
瞬着剤でコーナーが固められているので、多少のことには耐えられます。



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