〜〜どら親父の作業部屋 パテを使った小物部品の作成編〜〜



パテを使って相手部品のある、複雑な形状・曲面部のパテ成型品の製作方法です。
相手部品を付ける複雑な形状の整形
まずはこの様なミサイル砲台の作り方です。
土台になる部分を1mmプラ板で作り ます。それを作業しやすいように適当なプラ板に貼り付けます。
その上にエポパテを適当な形に盛ります(写真奥)。その状態で、相手部品を押し当てて取り付け位置の形を作ります。その状態のまま、パテの形を整えます。(写真手前)

乾燥後に必要の応じて隙間にナイフを入れて「パキッ!」と剥がします。剥がす場合は剥がれ易いように、プラ板の表面にヤスリがけをしない方がいいです。(それでも数日経ってパテが完全に乾くと剥がれない可能性があるので注意)

パテに下書きをしてナイフで削って必要な方にしていきます。(写真が準備できたらアップします)
部品を張り付ける その1
今度はそれを取り付ける台座部分の成型方法です。
基本的には先の砲台部の作り方と同じで、砲台が載る部分にプラ板を貼り付けてパテを整形します。
状況によりプラ板は外します。
部品を張り付ける その2
お次はこんな部品を軽い曲面部に張り付けたい場合。
部品が完成していたら何の問題もありませんが、「貼り付けは塗装の時」「まだ、この後仕上げがある」等の時の方法です。

用意するもの:ポリパテ(エポパテ)、マスキングテープ、ゼリー状瞬着剤(別に普通のでもいいと思う)
貼り付ける箇所にマスキングテープを貼り付けます。(後でパーツごと剥がすので、グイグイ擦って密着させる必要はありません))
パーツの裏の周りを中心にゼリー状瞬着剤を塗り、ポリパテを塗ります。(エポパテでもいい。その場合は全面に盛ると余計な力が必要なので、周囲だけに薄く盛る方がいい)
瞬着剤を塗る理由は、どうしてもパテが薄くなるので剥離を防ぐためです。
位置をきめて(必要なら本体に位置を書き込んでおく。マスキングテープ越しに見えます。)押し当て、周りから「ムニュ!」とパテが出るようにします。(写真ではパテが多すぎですね・・・)
パテが乾いたら”マスキングテープ”と本体の間にナイフを入れて、少しづつ剥がします。最初の段階でマスキングテープを密着させ過ぎていると手こずります。
その後部品とマスキングテープをゆっくり剥がします。
はみ出たパテを修正して完成。



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